絵を練習していて今日気がが付いたこと

昨日の練習で、あらためて私は「顔が把握できていない」ことに気が付いたので久しぶりにルーミス先生の「やさしい顔と手の描き方」を開いて顔の構成を把握するところから始めることにしました。

絵の練習記録

ルーミス日記 ルーミス日記

文章を読みつつでないと、ルーミス先生の書籍は特に図の把握・理解がしにくいので18Pあたりから読み進めていったところ、とても図星で痛くなる文章が…

以下一部引用いたします。

 

君がどれだけ多く描いた経験があろうと、また非常に習熟していようと、あるいは目が訓練されていようと、常に頭部を正確に組み立てるところから始めなくてはいけない。それはどんなに熟練した大工でも、板を切る前には必ず寸法を測るのとおなじことである。

顔と頭を組み立てることは、各点の測量を確定することから始まる。ほかのどんな方法でも、賭け事に近いあて推量の仕事に必ずなってしまう。

一度でもそれが正しいと見当をつけてしまったら、過ちを不可避的に何度も犯すことになる。

引用 やさしい顔と手の描き方

下手な鉄砲かずうちゃ当たる、は絵をうまくなりたいと思うことには適用しないほうがいいとはよく見聞きしていましたが、ルーミス先生のこのように言葉にしていただけると、冷や汗かきつつ過去を思い返してしまいますね…。

「線一本 意図をもって描いたら 線一本分うまくなるよ」

という言葉はつまり「意図を持たず、あて推量で”まあいいか”と書いた線は、まあいいかという積み重ねをしてしまう」こととも言えるわけですね。

以前、アニメ私塾の室井さんが「絵は覚え芸」と動画配信でいってらっしゃったのですが「あて推量で適当な線、絵を描いたものを手が覚えてしまう」ということにもなりそうです。

当面は、顔の構成を把握することを重点的に、練習をしていきたいと思います。理想のスーツ男性を描けるようになるためにも顔、大事ですもんね!

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