最近、色々な人から「しわってどうやって描いたらいいですか?」ときかれるようになりました。そのたびに、「人を描くのって楽しいね 衣服編」をご紹介しておりました。

同じパターンでお返事させて頂くことも多くなってきたので、本日は「人を描くのって楽しいね 衣服編」のレビューを書こうと思います!

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人を描くのって楽しいね衣服編:こんな方にオススメ

  • しわがよくわからない
  • 書き込めば書き込むほどなんかくちゃくちゃになる
  • 立体感のあるしわが描きたい
  • ある程度人体は全身が描けるようになってきた

上記リストは、私が手に取ったときの状況です。

2010年から絵を描き始め、2011年ごろに手に取った書籍だったと思います。なので、描き始めも描き始め、身体も何とか全身が描けるようになってきたかな?といったタイミングでした。

もし、同じような状況で困っているようでしたら、きっとお役に立てる書籍だと思います。

「人を描くのって楽しいね衣服編」をオススメする理由

色々考えてみたら、しわに関係する書籍は、この1冊しか手元にないのです。

2010年から書き始めて、絵に関する教本はたくさん購入してきたと思うのですが(大体現在で100冊くらい)しわについては、この書籍1冊だけ。

この書籍があったことで、写真から模写をさせてもらうときも、しわの流れや力の向き、カーブのかかりぐあい、立体感などを把握することが出来るようになっています。

今現在こんな感じに描けるようになったのも、冗談抜きでこの1冊です。

この1冊が土台となって、人体に関係する書籍を参考にしながら、しわを深めて言った感じかもしれません。

他にもいろいろと良書はあるかとはおもうのですが(洋書のしわ関連書籍が良くツイートで流れてくるのでついほしくなる…)なんだかんだでこの1冊があれば、あとは写真資料で結構いけるな~といった感じです。

「人を描くのって楽しいね 衣服編」のいい所

全身をスムーズに描けるようになるために、から入る

ひとを描くのって楽しいね 衣服編 書籍レビュー

衣服編、しわについて…といってもやはり、洋服を着ているのは人です。

そのため、全身をいろいろな角度から描けるようになるのは、2次元上で服を着せるための大前提!

中に人が入っていることがわかるしわを描くために必要な工程である「全身を描く方法」を簡単な図形とやり方でおしえてくれます。

しわを立体的にとらえる方法がかかれている

ひとを描くのって楽しいね 衣服編 書籍レビュー ひとを描くのって楽しいね 衣服編 書籍レビュー

しわを筋として考えるのではなく、立体として考えています。
実際、しわができるときって立体的にできますよね。

どのように立体的なしわがつくられるのか、といった部分のサンプルや考え方がわかりやすく描かれています。

様々なしわパターン教えてくれる

ひとを描くのって楽しいね 衣服編 書籍レビュー ひとを描くのって楽しいね 衣服編 書籍レビュー

基本パターンはこうなってます、あとは自分でやってねー!

…ではなく、実際にサンプルとしていろいろなしわパターンをおしえてくれます。
もちろん、掲載されているしわパターンだけではすべてを網羅することはできないですが、このしわパターンを把握し、描けるようになってきたら、応用パターンも自分自身で理解できるようになります。

足のしわについてのページが豊富

ひとを描くのって楽しいね 衣服編 書籍レビュー

これはわたしの個人的な感想なんですが、「スラックスのしわって難しい!」です。
しわを書きすぎてもスラックスにならないし、かといって一直線だと見栄えが良くないし、どこにどういれたらかっこよくなるのか><と 悩むことも多いのですが、

そんなときはこの書籍をみかえして、今でも模写をして思い出すようにしています。

開襟シャツの襟周りの構造もばっちり

ひとを描くのって楽しいね 衣服編 書籍レビュー ひとを描くのって楽しいね 衣服編 書籍レビュー

開襟シャツの構造もしっかりえがかれています。

これがあれば「シャツの交差してるこの部分どうなってるの~!」といういらだちからかいほうされるかもです!

いろいろなポーズの参考があって、模写するだけでも楽しい

ひとを描くのって楽しいね 衣服編 書籍レビュー

しわパターンをおしえてくれるだけじゃなく、実際に中に掲載されているしわパターンやそれを応用したもので「こんなポーズでこんなしわができるよ」というサンプルをたくさん掲載してくれています。

一見難しそう!と思えるものであっても、本書を一つずつすすめていくことで、必ず描けるようになるものです。

あまり書かない(描くのが面倒くさそうだな、難しそうだな)と思うようなサンプルポーズも多数ありますので、ぜひチャレンジしてみてください(n*´ω`*n)

実際に手に取って「この書籍だとちょっと難しかった><」という方へ

この書籍だと、ちょっと難しい…と思われる方は
もしかするとこのような状況かもしれません。

  • まる、三角、四角といった、単純な図形を丁寧に描くのが苦手
  • 立体的な図形を立体に見えるように写し取る・描くのが苦手
  • 見えていない部分の形状がわからない。

これは、私がこの本を模写をしている際に「描けない!描けない!」といって探っていった際にきがついた点です。

上記の「意識」がない場合、ちょっとこちらの書籍だと「複雑」に感じるかもしれません。

でも「複雑」なだけであって「難しい」わけじゃないですよ!

ビルプ先生も「各ステップを細かく分けると、不可能が可能になります」とおっしゃっています!

なので、「難しいから無理~><」と手放さず、ぜひ、各ページにかかれた複雑だなあと思われる図形を、分解して考えてみてください。

この書籍に描かれているものを分解すると

  • 円柱
  • 立方体
  • 直方体
  • 円すい

といった単純な図形であることがわかります。

それら単純図形を一つずつ頭と手で覚えていけば、きっとわかるようになりますよ~!

 

どのくらい勉強したらいいの?

ひとを描くのって楽しいね 衣服編 書籍レビュー

1冊に2年かけるつもりで、一気に大量行動ではなく少しずつ。

これもよく聞かれるようになりましたが、おそらく皆さんが思ってるよりも学ぶスピードは遅いです。

どの書籍も、1冊を2年くらいかけてやる気持ちでやってます。実際は他書籍と平行していることもあって3年くらいかけてやってます。

9~12章構成になっているものが多いと思うのですが大体、1章1か月ずつかけて、それを2週する前提でいます。

1冊に2年かける理由と内容

「そんなに時間かけるって、実際にどうしてるの?」

とも聞かれるのですが、簡単に言うと「見ながらだったら結構もしゃできるじゃん」と思えるくらいまで「同じものを何度も描く」をしています。

頭で理解できても、手が追い付かない

頭で理解できても、手が出力に追い付かないことが多々あるので、まずはよく文章を読んで、描かれている図解やサンプルをしっかりみて、「そっくりに写し取る」意識で勉強しています。

自分の中にある形と、実際に描かれている形の違いをかんじとりながら、どこからどこまでの線を一気に描いているんだろう、始点はどこで、終点はどこなんだろう?とか色々考えながらの写し取りをするようにしています。

1日15分が自分のお絵かき心を支えてくれる!

なので1日15分もやったら、脳みそがからっからになりますし、結構な疲労が襲ってきたりします。

でもその疲労感が「これだけやったら大丈夫っしょ!」に紐づけされて、けっかてきに自分の自信にもつながってくるのかなーとも感じています。

たった15分を「されど15分」にするポイントはそこなのかなと思ったのでした。

さいごに

実を言うと、こちらの書籍を何週か模写をした後、「もーいいだろ!おぼえたわ!」と調子に乗って、一度手放してしまった書籍です。

が、結局そのあともう一度買い戻すことになりました(笑

何が言いたいかというと、それだけ私が描く「しわ」の土台になっています。

もし、「しわを描くのが苦手だけど、かっこよく描きたい!」と思われるようでしたら、こちらの書籍を手に取ってみてください^v^

きっと、苦手だった服のしわも、大好きな工程になるとおもいます!

 

追記:流れるような躍動感のあるしわが描きたい!という方へ

こちらの書籍では手に届きにくい部分が「躍動感」の部分だと思っています。

  • もっと躍動感のあるしわを描きたい!
  • 流れるような、動きのある線で描きたい!
  • 緊張やゆるみが見て取れるしわが描きたい!

というかたは、是非下記2冊を手に取ってみてください。

↑の書籍は、人体ドローイングのための書籍ではありますが、人体の構造と躍動感を学んでいくことで「しわによる躍動感」も一緒にレベルアップしてくれるようになるとおもいます。

【画力上達の本】人物を描く技術の底上げになるオススメ教本5冊

追記2:まだ人体を書くことに全く慣れていない!という方へ

【画力上達】初心者が人体を全身描けるようになるなら、まずはこの書籍!オススメ2冊

【画力上達】まずは人体を全身描けるようになりたい!なら、この書籍!オススメ2冊

まだ人体を書くことに全く慣れていない!という方は、上記記事参考になさってみてくださいm(__)m